お泊りデイとは?どんな仕事をする?

お泊りデイは通所の介護が出来るサービスや施設のことを指し、日中に介護サービスを受けてそのまま施設に泊まることが出来ます。日中に行われるデイサービスは介護保険が適用されますが、夜間のサービスは介護保険は適用されない仕組みです。ですから、各施設によって利用料金がバラバラです。2015年には配置しなければならない介護職員の数や看護師の数を厚生労働省が決めたことにより、より高齢者が安全にサービスが受けられるように環境が整いました。ちなみにショートステイも施設に泊まれるサービスのため同じものと思われがちですが、お泊まりデイとは異なるサービスのため混合しないよう気をつけましょう。お泊りデイとショートステイの違いは「お泊まりデイサービスのスタッフになろう」でご確認ください。

お泊りデイの主な仕事は食事や入浴介助、機能訓練や排泄の介助などです。朝に利用を希望している高齢者を自宅まで迎えに行き、到着と同時にサービスを開始します。入浴介助では浴室までの誘導をしたり、洗髪や体を洗います。事前に浴室を温めておいて事故を防いだり、入浴をしたら髪を乾かすなどの作業も仕事の一つです。食事介助は食事の配膳や介助を行い、利用者の状態に合わせて食べやすい提供する食事を変えます。食事をしているときには正しい姿勢で食べられているのか、きちんと飲み込んでいるのかをチェックします。排泄の介助は定期的に声掛けをしてトイレに誘導したり、おむつの交換もするのです。

また職員や他の利用者との交流を深めるためにレクリエーションをしたりと、高齢者を楽しませるようなイベントも開催します。皆で折り紙で一つの作品を完成させたり、体を動かす体操などを教えます。出来るだけ多くの人に参加して貰えるように楽しいレクリエーションを考えることが大切です。

夜間は施設内の見回りをしたり、眠れない利用者のお世話をします。